日記
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お雛様は右?左?[日記] | 2008/02/12 | |
そろそろ桃の節句ですね〜 桃の節句、正しくは(?)上巳の節句というらしいです。 電子辞書で【上巳】って調べたら、 五節句の一。 陰暦三月最初の巳の日、のち三月三日に該当された。 古代中国の祓(はらえ)の風俗行事が日本に伝わったもの。 宮中では曲水の宴を催した。 民間では女児の祝日として草餅・白酒などを食したが、 のち人形を飾って雛祭りをするようになった。 桃の節句。雛の節句。三月の節句。女の節句。重三(ちょうさん)。 …と、書いてありました(゜゜) ふむふむ、最初の巳の日だから【上巳】なのか〜 ルーツをたどるって面白い! お雛様とお内裏様っていいますが、このお内裏様とゆーのも、 もともと宮中のことを内裏と呼んでいたことに由来するようです。 このお内裏様、昔は向かって右側に飾るのがスタンダードでした。 そもそも… ・昔は左が上位という考え方だった ・なぜならば、天皇が南向きに立った場合、日の出の方角は左だから ・だから左大臣>右大臣 ・そんなわけで、お内裏様はお雛様の左側に立つ ・つまり、私たちから見れば向かって右側がお内裏様 だったのが… ・明治以降、西洋の文化が急速に広まる ・西洋では、右側が優位 ・大正天皇が即位式で西洋にならって右に立ってみた ・すると右側優位が「ナウ」な感じに! ・そんなわけで、向かって左側にお内裏様を置くようになる ただし… ・伝統を重んじる京都では、お内裏様は向かって右なの ・だから京雛と関東雛では置き方が逆なんです ・この経緯を知った上で、好きな置き方をチョイスしましょ♪ …こんな感じらしいですよ!! うーん、物事にはきちんとルーツがあるんですよねぇ やっぱり歴史を学ぶって素晴らしく楽しい。 |