紫草について
紫草(むらさき)とは
その昔、紫色は優雅性、高貴性、神秘性、永久性等を象徴する色彩であり603年に聖徳太子が制定した「冠位十二階」では最高位を示す色とされ貴族の間で最も大切にされていました。
宮中儀式の装束や十二単等また神社、仏閣内に使用している天幕等も古くは紫草染によって紫色が染められていました。
さらに正倉院御物の「最勝王経帳」や最高位の経文といわれている「紫紙金泥経」等もこの紫草染によって創られていました。
着物一枚分染め上げるのに約400本の紫草の根を必要とします。
この紫色を染める紫草は現在では幻の植物となっており環境庁が平成9年に絶滅危惧種の指定をしており今日ほとんど目にすることができません。
当店では貴重な紫草の染料を使用してオリジナルの小物、アクセサリーを販売しております。
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